次の段階は、自信に満ちた全社変革改善段階と言います。
この段階の活動状態に入れれば成功と言えます。
トップマネージメントが将来の夢を明確に表現出来、部下を信頼した明確なターゲットを設定できる状態。
全ての上流部門の結果は、最下流である現場の現実の世界に現れるということを、トップマネージメントからスタッフ、現場の作業者まで共通の認識の下に全社的な改善活動が行われる状態。
現場は、一個流れのセル化が全社的に展開され、ビジュアルに現場でリアルタイムマネージメントが出来る状態。(これをビジュアルファクトリーと言う)
経営戦略画、製品販売戦略、が直接生産するセルの品質、能率、リードタイム、ターゲットとして設定出来、全部門が参画した標準作業による改善、段取り替え短縮の改善などが常に行われる状態、すなわち常に進歩している状態。
又、異常に対しては、すぐ生産を止めスタッフが現場にダッシュして即再発防止対策を打つ、そして、その活動している状態がダイナミックにビジュアルに看える状態。
攻めと守りのマネージメントが常に3現主義で行動し、組織的な活動が機能している状態。
全社的な改善とは、各上流工程の部署の本来の存在の目的を明確に理解し、例えば、生産管理部門の本来の目的とは何か? セル化、流れ化、平準化等を行い、生産管理をしなくても生産がスムーズに進み、お客さんに、満足してもらう品質、納期、価格が満足してもらえる状態を作りあげる事、そのためには、製造部門、販売部門、技術部門、設計部門、購買部門、品質部門、経理・・・等の、各組織の協力が必要となる。各部門が真の目的を理解して、全てが関係しあっていることを理解し、それぞれの商品に対して明確にターゲットを設定して活動して行く。そして、全社活動が現実の現場がそれに反応し、効果が現場で見える状態。(感動の共有化)
社員とトッブマネージメントは、同じ現実の現場で将来の夢をどの様にステップアップすればよいかを理解し、又、自分達の仕事の目的と会社の目的、価値観が一致出来、会社を真の価値の集合体に変化させるための活動を行い、自分と会社を常に高めていく状態。
そして働く喜びが人生の喜びに成る状態。
そして真の世界一の会社として常に成長し続ける。
この様な、改善の進め方をしていきますので是非一緒にやってみましょう、
ご検討ください。
改善マネージメントコンサルティング
土井喜久
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